認知症専門病院からグループホームまで、岡山と東京で展開するきのこグループの多様な施設と事業所です。詳細については各施設や事業所をご覧ください。
隣接する有栖川宮記念公園が名前の由来となった当施設。「重度の認知症の方であってもその人らしく最期まで地域の中で暮らしていくことを支えます」をモットーとし、職員一丸となって高齢者を介護・支援しています。さまざまな資格を持った職員が、それぞれの視点の違いを活かしつつも、職種の垣根なく動いており、チームワークの良さが自慢です。食事、外出支援、看取りなど、できる限り本人の希望をかなえられるよう努力しています。
全室個室のため、お好きな家具でその人らしいお部屋づくりが可能です。また、全居室にトイレを設置していることで、プライバシーの確保に加えトイレを探して迷うという事例も減っています。ユニットごとに調理を行い、利用者の状態や希望に合わせた食事提供を行っています。ユニット共通のセミパブリックスペースでは、フラワーアレンジメントなどの教室活動、ボランティアによるカフェが行われるだけでなく、ピアノや本、雑誌などが自由に使えるため、利用者は思い思いの時間を過ごせます。
認知症であっても、楽しい時間を過ごしていただきたい
きのこ南麻布では、地域で生活することを大事にしています。レストランや売店、セミナールームを併設し、日常生活の中で自然と地域交流ができるよう工夫をこらしています。2017年からは、「きのこのこのこカフェ」に加え「きのこのこのこモール」を開催。カラオケや体操、お買い物サロン、ワークショップ等を行い、利用者・入居者、地域の皆さんに楽しいひと時を提供しています。特に職員の手作りパンが大人気です。お近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄りください。
施設長 眞鍋 敬一
地域交流スペース
カフェレストラン、売店、ウェルカムトイレ、セミナールームで構成される地域交流スペースはこれまでの施設で行ってきた概念を超えて様々な取り組みをしています。
売店
売店は、委託をしていますがお年寄りの「買う楽しみ」を無くさないよう商品を取り揃えています。
セミパブリックスペース
エレベーター前のセミパブリックスペースには、交流の場として活用したり、お買いものサロンやフラワーアレンジメント教室等の活動などを実施しています。
特養の玄関
普通の家庭のような玄関を目指して作っています。玄関にはそれぞれのユニット名が書かれた看板(表札)を掲げています。
玄関を入ると下駄箱があり、職員紹介のパネルを用意しています。
居室
ありすの杜きのこ南麻布は全室個室です。好きな家具を持ってきていただき、その人らしい空間を作っていただけるようにお願いしています。
全居室にトイレを設置しています。プライバシーを確保するとともに、トイレが傍にあることで、トイレの場所を探して迷われるということが減少しています。
ユニットのキッチン
当施設では、クックチルを活用しながらユニット調理を実施しています。フロアに上がると、各ユニットから美味しそうな香りがし、食欲をそそります。各ユニットに栄養士を配置し、利用者の皆さまの状態や希望に応じた、より個別の食事提供を目指しています。
個浴
各ユニットに個浴を設置しています。(臥位式浴槽はフロアに一つ)
殆どの利用者の皆様が個浴を使われており、重度化しても普通の浴槽に入れるよう、職員一同努めています。
きのこのこのこモール
11時~14時頃は、通常のカフェスペース。
14時~16時頃は、カラオケ、体操、演奏会、お買いものサロン、ワークショップ等を開催しています。
長年認知症ケアに取り組んできたきのこグループの一員として、認知症という病気になっても、楽しく笑って過ごすことができる。そのことを、色んな方に知っていただきたいと考えています。
カフェの雰囲気
1階にある会議室を活用し、テーブルクロスやタペストリー等でしつらえを整え、テレビでは昔の映画を流して、ボランティアさんが作ってくださるカレーを召し上がっていただいています。
利用者の皆さん、家族の皆さん、地域の皆さん、職員たちが、一緒にカレーやパンを食べておしゃべりする姿は、当施設の、「利用者の方々と共に暮らすケア」の象徴的光景と言えるかもしれません。
外の雰囲気
玄関前にテーブルやパラソルを設置し、天気のいい日には太陽のもとで食事をしています。
その場で提供していただいている、ボランティアさんによるカレーは、『毎回、味が違う!』と、好評です。
ふらっと立ち寄られた地域の方も、気軽に食事を召し上がることが可能です。
きのこのこのこカフェ(モール)は、たくさんの人の力をお借りして実施しています!
職員が作る手作りパン
きのこのこのこカフェでは、毎回職員が作る手作りパンが人気です。
開設時からこだわって取り組み続けているユニット調理。その中で、「焼きたてのパンを食べてもらいたい!」というムーブメントが、いくつかのユニットで起きました。
白パン・あんぱん・メロンパン・チーズパン・コーンパンなど、熱々の焼き立てパンは、利用者の皆様に大人気となっています。
社会福祉法人新生寿会 高齢者保健福祉施設 ありすの杜 きのこ南麻布 | 〒106-0047 東京都港区南麻布4-6-1 南棟 TEL:03-5739-0585 FAX:03-3445-5309 |
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提供サービス | ◆特養 ありすの杜きのこ南麻布(介護老人福祉施設):定員118名 ◆ショートステイ ありすの杜きのこ南麻布(短期入所生活介護):定員10名 ◆グループホーム ありすの杜きのこ南麻布Ⅰ・Ⅱ(認知症対応型共同生活介護):定員18名(2ユニット) ◆ケアハウス ありすの杜きのこ南麻布(特定施設入居者生活介護):定員38名 ◆ケアハウス ありすの杜きのこ南麻布(軽費老人ホーム):定員10名 ◆ありすの杜きのこ南麻布 登録定員(小規模多機能型居宅介護事業所):登録定員20名(1日の利用定員 通い12名、宿泊5名) ◆地域交流スペース |
施設と事業所(岡山)