miyuki endo 遠藤みゆき

高齢者福祉施設 ジロール麹町 介護福祉士

中学校の職場体験で触れた喜びが、いつしか天職に

一人ひとりに寄り添うケアでお年寄りに楽しく過ごしてもらいたい。幼いころに与えてくれた喜びを、今度はお返ししたい。

個別ケアの考えに共感しました

介護は私にとって夢の仕事なんです。私が初めて介護に興味を持ったのは中学生の時。老人ホームでの職場体型でした。お年寄りと一緒に折り紙をおったり、歌ったり、おやつ食べたり本当に楽しかったんです。そこでの経験が忘れられず、介護が学べる大学に進学。卒業後の勤務先をジロール麹町に決めた理由は、「個別ケアに力を入れていること」です。小人数のユニットで住んでいるのを見て、一人ひとりに寄り添ったケアができる点に惹かれました。

個別ケアの考えに共感しました

認知症の方の人生を豊かに彩る仕事

ジロール麹町は、1つのフロアに個室が8つ、そして共用スペースで構成されています。入居者さんはみんなと一緒に食事をしてもいいし、ひとり部屋で食べるのも自由。多くのお年寄りがそれまで使っていた家具を部屋に持ち込み、家族の写真や好きな絵、花を飾っています。湯船にゆったりつかる喜び、おいしい食事を味わう…そういった認知症の方も必要な人生の豊かさを提供するためには、その方が大切にする人生の習慣を壊さないように、尊重することが大切だと思っています。

認知症の方の人生を豊かに彩る仕事

やりたいことはまず提案。だめだったら改善していけばいい

今までで1番印象に残っているのは、デイケアの利用者さんたちに1泊の箱根旅行を企画したことですね。体力のないお年寄りもがんばって歩いてくれて、美しい景色に感嘆する姿を見た時、大変だったけど心からやってよかったと思いました。
介護福祉士として働いて5年。夢の仕事に就けて毎日充実していますが、一人ひとりの思いに寄り添った支援ができているのかというとまだまだです。私がケアをしたことで、より楽しく過ごしてくれる。そんな利用者さんとの関係性をこれからたくさん作っていきたいです。

やりたいことはまず提案。だめだったら改善していけばいい

遠藤みゆきさんの
1日のスケジュール

7:30
申し送り(夜勤からの引継ぎ)
起床ケア(着替え、洗顔などのお手伝い)
随時、排泄介助、食事の準備など
10:00
コーヒータイム
12:00
食事の提供と介助

14:00~
入浴
空いた時間でお散歩に行ったり、リクレーションをしたり
16:30
終業

食事と入浴の時間は決まってはいますが、ご本人の希望にできる限り沿うようにしています。利用者さんがいきいきと生活できるように、自由な時間をいかに楽しんで過ごしていただけるかを考えるのもやりがいのひとつです。

Rewarding きのこグループで働くやりがい

お年寄りが好きで個別ケアに興味がある人に向いています

風通しの良い働きやすい職場環境です。看護師、栄養士など職種の隔たりがなく、困った時はいつでも相談でき、違った角度からアドバイスをもらえます。スタッフ全体でよりよいケアに向けて仕事をしている一体感がありますし、人間関係のストレスがないってとても大切だと思います。
新人研修やチューター制度も充実していて、入社後1年はチューターがアドバイスをしてくれるので、新人さんでも安心して働くことができます。小人数だからこそお年寄りと密に関わることができ、笑顔をみる機会が多いので、毎日楽しく過ごせています。お年寄りが好きで個別ケアに興味を持っている方におすすめです。

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