service きのこグループの事業・サービス
Service 01
認知症高齢者専門病院
Service 02
認知症疾患医療センター
Service 03
診療所
Service 04
介護老人保健施設
Service 05
グループホーム
Service 06
ケアハウス
Service 07
在宅複合施設
きのこグループは岡山県と東京都において、認知症治療とケアにおいて多様なサービスを提供しています。
きのこグループは、日本で最初に認知症ケアに取り組みはじめた法人です。1984年に日本初の認知症専門医療機関「きのこエスポアール病院」を開設して以来、多くの認知症の人たちと向き合い、認知症医療と介護の理想のために従事してきました。1995年のスウェーデン訪問を機に、現地で取り入れられていた「グループホーム」を導入。ユニットケアという少人数での介護体制を取り入れ、一人ひとりの利用者の「その人らしさ」を尊重する介護に取り組んでいます。
数ある取り組みの中でも、認知症ケアのコミュニケーション技法である「バリデーション」を国内で初めて取り入れ、普及と教育に努めています。法人本部のある岡山県笠岡市においては「笠岡市認知症介護研修センター」を受託経営しており、自治体と共同で認知症ケアの普及や向上に努めています。また日本ではケアの方法が確立されていないピック病に対し、専門のグループホームも運営しています。
thought きのこグループが大切にしていること
knowledge 認知症に対する正しい知識
介護というと一般的に、排泄・食事・入浴などの身体的介助のイメージが強いと思います。しかし私たちが大切にしているのは、認知症の利用者さんとの”対話”や”一緒に生活する”という部分です。
私たちは認知症を「ひとつの個性」と考えています。認知症について、知的能力の低下があるために社会生活に適応できず、一生懸命努力しても上手くできないから困惑している「状態」と捉えるのです。単に身の回りのお世話をすることだけでなく、できるだけ幸せで、豊かで、より良くするための支援をしていく「人生の質を高めるケア」を目標としています。
Person Centered Care パーソンセンタードケアという考え方
パードンセンタードケアとは、認知症を持つ人を一人の人として尊重し、その人の立場に立って行う認知症ケアの考え方のひとつです。人にはそれぞれ、固有の歴史や趣味、嗜好、価値観、得手不得手などがあります。私たちは認知症の人のそういった個性を奪うことなく、症状やニーズに合わせたその人を中心としたケアを行うことを大切にしています。
その人に必要な支援は何かを発見し、見守ることからより良いケアが始まります。そのために必要な知識、理解、協力を得られるよう、私たちは適切な情報、施設、環境を患者さんとご家族に提供していきます。
Symbiosis 認知症の人が共生できる社会のために
近年の認知症ケアでは「暮らしの質」が重視されています。認知症の人も普通の人と何ら変わることなく、人として健全で安らかな暮らしを営む環境が重要だということです。きのこグループは1995年のスウェーデン訪問を機に、グループケアとユニットケアという認知症の人が小人数のユニットで生活し、それぞれの症状や生活パターンに合わせたケアを導入してきました。そのうえで、デイサービスやショートステイなど、認知症の人や家族のその日の状況に応じて利用できる利用できる小規模多機能施設を運営しています。
認知症専門医療施設とこれらグループホームや小規模多機能施設といったケア施設が連携し、認知症の人が共生できる社会のために貢献しています。
