persons-statue 求める人物像

認知症治療とケアのより良い形をめざす
きのこグループが求めるスタッフ像を紹介します。

Compassion 人のことを思いやれる人

パーソンセンタードケアの基本は対話と思いやり

きのこグループでは「パーソンセンタードケア」を大切にしています。人にはそれぞれ、固有の歴史や趣味、価値観、得手不得手などがあります。パーソンセンタードケアとは、その個性を奪うことなく、認知症の人の症状やニーズに合わせて行うケアの方法です。
利用者一人ひとりに対して何が必要なのかを考え、日々の介助や外出支援、食事提供の場面で利用者の希望をかなえてあげること、利用者が安心して生活できる環境を提供することは相手を思いやる心があってこそ実現できるのではないでしょうか。そして、認知症の人の心理的ニーズをかなえる上で重要な役割を果たすのがコミュニケーションです。良いケアを提供しようとする人は、相手を受け入れ尊重する心が必要です。

Independence 自分で考え行動できる人

自由度が高く、多くのことがスタッフに任せられています。

当グループでは、現場のスタッフたちに権限があるので、利用者のためであれば自由にいろんなことにチャレンジすることができます。例えば、利用者の行きつけの美容院に髪を切りに行ったり、お寿司パーティを提案したりすることもできます。自由が好き、主体的に動くのが好きな人がいきいきと働くことができる職場です。
入浴や食事の時間など業務上定められていますが、本当のケアの仕事は認知症の人を決まったスケジュールに適応させることではなく、スケジュールをひとりのニーズに合わせようとすることにあります。このことは実は並大抵のことではありませんが、業務やスケジュールをものの見方や判断基準とするのではなく、相手の現実に対応することがケアされる人を「人」として見ることにつながります。

Teamwork チームワークを大切にできる人

職種の垣根がなく風通しのいい職場です。

施設では、ケアマネジャー、介護士、看護師、栄養士、作業療法士など、さまざまな資格を持った人が働いています。職種の垣根がほとんどなく、施設の全職員が一丸となってケアに取り組んでいます。風通しが良い職場環境で、上司や同僚に気軽に相談でき、新人でも意見を尊重してもらえます。
認知症の人が住み慣れた地域で安心して暮らすために、住居空間や家具など物質的なものだけでなく、地域社会なども含めた環境が大切です。地域密着型多機能ホームでは、地域のイベントに参加したり、カフェなど交流スペースを開いたり積極的に地域交流を行っています。

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